部門アイセンター(眼科)
更新日:患者さんの見える健康を意識して
当センターでは診察から手術に至るまで包括的な眼科診療を展開しています。皆さまの目の健康を守り、ご自身の目で見る幸せを感じて頂くため、温かい心を大切にして診療に取り組んでいます。
アイセンター長
沢 美喜
対応疾患
| 白内障 | 片眼日帰り、片眼入院1泊2日、両眼入院 |
| 緑内障 | 低侵襲緑内障手術(MIGS)、選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT) |
| 翼状片 | 日帰り、入院1泊2日 |
| 黄斑前膜 | 硝子体手術、入院手術 |
| 硝子体出血 | 硝子体手術、入院手術 |
| 加齢黄斑変性 | 抗VEGF薬硝子体注射、光線力学療法(日帰り、入院) |
| 中心性漿液性脈絡網脈症 | レーザー光凝固、光線力学療法(日帰り、入院) |
| 網膜静脈閉塞症 | 抗VEGF薬硝子体注射、レーザー光凝固 |
| 近視性黄斑新生血管 | 抗VEGF薬硝子体注射 |
| 糖尿病黄斑浮腫 | 抗VEGF薬硝子体注射、レーザー光凝固 |
| 眼瞼痙攣 | ボトックス注射 |
特色・強み
メディカル網膜に専門性を持ち、加齢黄斑変性に対する抗VEGF治療(硝子体注射)や光線力学療法、中心性漿液性網脈絡膜症の治療に積極的に取り組んでおります。手術は、白内障手術は日帰り/入院どちらでも可能であり、低侵襲緑内障手術、翼状片手術、予定(緊急性を除く)の硝子体手術もおこなっております。2025年4月からは眼瞼けいれんに対するボトックス注射もおこなっております。
主な手術・検査・設備等
手術設備
白内障手術器械:センチュリオン、硝子体手術器械:コンステレーション、手術顕微鏡:Lumera(カールツァイス)
検査設備
CLARUS広角眼底カメラ、トプコン眼底カメラ、無散瞳眼底カメラ、HRA OCT2(+アンギオグラフィー)、HRAマルチカラー(FA・IA)、前眼部OCT(CASIA)、超音波検査(A/Bモード)、網膜電図(ERG)、ハンフリー自動視野計、ゴールドマン視野計、ヘスチャート(眼筋機能検査)
レーザー装置
ルミナスカラーレーザー、Vixi(パターンレーザー)、YAG、PDT
実績
| 2025年度 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 白内障手術 | 676 | 639 | 761 |
839 | 871 |
| 緑内障手術 | 6 | 29 | 47 |
49 | 49 |
| 硝子体手術 | 24 | 42 | 42 | 34 | 40 |
| 抗VEGF硝子体注射 | 2,639 | 2,629 | 2,714 | 2,792 | 2,355 |
| ビスダイン療法 | 60 | 57 |
47 | 45 | 38 |
地域の医療関係者の方へ
白内障手術は日帰り、片眼一泊入院、両眼入院での治療をおこなっております。多焦点眼内レンズは取り扱っておりません。低侵襲緑内障手術を行っています。緊急を要する硝子体手術、斜視手術に関しては他院紹介となります。
HRAを用いたフルオレセイン/インドシアニン蛍光眼底造影及びCLARUS広角眼底カメラを用いた蛍光眼底造影検査が行えます。加齢黄斑変性、中心性漿液性脈絡網膜症、網膜静脈閉塞症などのメディカル網膜疾患に対して、抗VEGF薬硝子体注射、光線力学療法、レーザー光凝固を行っております。
ナビゲーションレーザー、多局所ERG、大型弱視鏡はありません。
慢性期のフォローは早期に治療が必要な患者さんの受け入れのため、控えさせていただいております。
地域の患者さんへ
当センターは予約制となっております。はじめての方は、恐れ入りますが、他の医療機関より当院患者支援センターを通して予約を取得してください。また、早期に治療が必要な患者さんの受け入れのため、慢性期のフォローは控えさせていただいております。治療によって病状が安定された方や慢性期と診断させて頂いた方から順次、地域の医療機関へと紹介させて頂いております。あらかじめご了承ください。
受診当日は患者さんご本人が運転されての来院はお控えください。
病気によっては目薬により瞳孔を開き眼内の詳細な観察(散瞳検査)を実施させて頂く場合があり、検査後数時間にわたって見づらさが残りご自身での運転は非常に危険です。ご理解くださいますようお願いします。
研究発表
研究発表等
| 年 | 演題 | 発表者 | 学会・研究会名 |
|---|---|---|---|
| 2024年 | 未治療Type2・3黄斑新生血管に対するファリシマブ硝子体注射の短期成績 | 中川典彦 | 第63回日本網膜硝子体学会総会 |
| 2024年 | ファリシマブ硝子体内注射で加療した両眼Pachychoroid関連疾患の一例 | 丸山耕平 | 第63回日本網膜硝子体学会総会 |
| 2024年 | 網膜色素上皮裂孔前後の高深達光干渉断層血管撮影画像の変化 | 丸山耕平 | 第40回日本眼循環学会 |
| 2023年 | ポリープ状脈絡膜血管症に対する初回アフリベルセプト併用光線力学療法の5年成績 | 中川典彦 | 第127回日本眼科学会総会 |
| 2022年 | 滲出型加齢黄斑変性に対するブロルシズマブスイッチ後1年経過 | 横山彩子 | 第126回日本眼科学会総会 |
| 2022年 | 加齢黄斑変性に対するルテインサプリメント摂取後の血漿ルテイン濃度変化 | 春藤卓也 | 第126回日本眼科学会総会 |
| 2022年 | Pachychoroid neovasculopathyの眼底自発蛍光 | 中川典彦 | 第126回日本眼科学会総会 |
| 2022年 | Pachychoroid spectrum disease再発例の検討 | 中川典彦 | 第76回日本臨床眼科学会 |
著書等
| 年 | 題名 | 著者 | 著書・誌名 |
|---|---|---|---|
| 2026年 | Treat-and-Extend Faricimab for Macular Neovascularization in Angioid Streaks: A Report of Two Cases | Norihiko Nakagawa, Kohei Maruyama, Mika Tsukamoto, Miki Sawa | Case Reports in Ophthalmology |
| 2025年 | Efficacy of aflibercept combined with 80% dose photodynamic therapy for pachychoroid neovasculopathy | Norihiko Nakagawa, Kohei Maruyama, Issei Nishiyama, Miki Sawa | Scientific Reports |
| 2025年 | Short-Wavelength and Infrared Autofluorescence Imaging in Pachychoroid Neovasculopathy | Norihiko Nakagawa, Takuya Shunto, Issei Nishiyama, Kohei Maruyama, Miki Sawa | Vision |
| 2023年 | Two cases of diabetic macular edema with diminished areas of retinal non-perfusion and microaneurysms after intravitreal faricimab injections | Miki Sawa, Norihiko Nakagawa, Takuya Shunto, Issei Nishiyama | American Journal of Ophthalmology Case Reports |
| 2020年 | Effects of Lutein Supplementation in Japanese Patients with Unilateral Age-Related Macular Degeneration: The Sakai Lutein Study | Miki Sawa, Takuya Shunto, Issei Nishiyama, Ayako Yokoyama, Ryujiro Shigeta, Satoko Miura, Ryo Kawasaki | Scientific Reports |
| 2025年 | ファリシマブ硝子体内注射で加療した両眼Pachychoroid関連疾患の一例 | 丸山耕平、中川典彦、沢美喜 | 眼科臨床紀要 |
| 2021年 | ポリープ状脈絡膜血管症に対するレスキュー併用PDTの1年経過 | 春藤卓也、横山彩子、西山一聖、三浦聡子、沢美喜 | 日本眼科学会雑誌 |