地方独立行政法人 酒井市立病院機構 堺市立総合医療センター 臨床教育センター

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内科専門研修集中治療科

更新日:

当院集中治療科は、5人の専従医(そのうち2人が集中治療専門医)と、内科系後期研修医や初期研修医の希望者で、ICUに入室した全患者の診療、管理を行っています。

もちろん、診療を行う上で、朝夕のカンファレンスを通じて各専門科と治療方針について確認し合い、よりよい診療を行う事ができるように心がけています。

当院ICUは市中病院としては比較的規模の大きく、8床で運用しております。対応する患者数も多く、2017年度ICU入室患者数は約750人で、その約6割が外科術後、4割が内因性疾患群でした。他病院のICUと比較して、内因性疾患の入室割合が高いことが当院ICUの特徴です。

各種学会認定施設

  • 日本集中治療医学会専門医研修施設

研修目標・内容

  • 重症患者の基本的な管理方法(循環管理・呼吸管理・意識レベルの評価方法・感染対策・栄養管理・リハビリ)
  • 各種シミュレーション(人工呼吸器の操作・設定、エコーガイド下穿刺法等)
  • 重症患者に必要な処置の実践(気管内挿管・動脈ライン・中心静脈ライン・胸腔穿刺等)

指導体制

  • 集中治療科専従医5人が指導医になります。各日ICU責任医の指導のもとで診療にあたります。
  • 初期研修医が研修している場合には、症例を分配する形になります。

内科専門研修終了後の進路

  • 現行の専門医制度では、内科専門医からは集中治療専門医を取得できません。
  • 集中治療を追加で研修したい場合や集中治療科の一員として働きたい場合にはご相談下さい。

指導医からのメッセージ

市中病院のICUとしては症例数も多く、内科の重症患者だけでなく、外科の術後管理も行っており、内科研修をしているだけでは経験できない様々な症例の管理を経験することができる良い機会と思います。責任を持って診療していただける方であれば、当科としても責任を持って指導しますので、当科研修の希望をお持ちの方は、是非当科の研修に参加して下さい。