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病院指標平成29年度

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平成29年度 堺市立総合医療センター病院指標

DPC(診断群分類別包括制度)とは

DPC(Diagnosis Procedure Combination)の略で、医師が決定した主病名に基づき、入院患者さんの一連の医療行為を、国が定めた1日あたりの定額の点数から入院医療費を計算する制度です。
DPC対象となる患者さんは保険適用患者で、一般病棟を入院された患者さんを対象としますので、自動車賠償責任保険や労災保険、自費等の患者さんは対象外です。

病院指標公開の目的

当院では、DPCデータから全国統一の定義と形式に基づいた指標を作成し、市民の皆さんへの情報公開を進めています。
この指標により、当院の特徴や急性期医療の現状を理解していただくことを目的としています。

集計方法について
  • 平成29年4月1日~平成30年3月31日までに当院を退院した患者さんを対象としています
  • 患者数または症例数が10未満の場合、当該数値並びに付随する項目については、個人が特定される可能性を考慮し「-(ハイフン)」で表示しています。
1.年齢階級別退院患者数

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年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1,362 436 327 523 1,005 1,286 2,400 3,685 2,248 412

解説

年齢階級別患者数は、堺市立総合医療センターを退院した患者さんの年齢を10歳刻みで集計したものです。
当院は、地域の中核病院として幅広い年齢層の患者さんを診療しています。中でも「地域がん診療連携拠点病院」として、がんの治療を積極的に行っていることから、60歳以上の患者さんの割合が多いことが分かります。一方で堺市二次医療圏における小児救急搬送の50%以上を受け入れしており、小児の患者さんが多いことも特徴の一つと言えます。

2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

診療科別に症例数の多い診断群について、症例数、平均在院日数、転院率、平均年齢について集計しています。
(全国の平均在院日数は厚生労働省の令和元年DPC調査の平均在院日数を使用しています)

総合内科(全569症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 64 10.13 12.34 9.38% 74.14
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 35 11.51 11.73 8.57% 70.60
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 手術・処置等2なし 24 19.54 17.16 12.50% 68.96
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等 手術なし 手術・処置等2なし 23 2.22 4.01 0.00% 38.87
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし 16 12.50 10.05 25.00% 77.44

総合内科では、一人の患者さんに起こりうる広い領域の多くの問題点に対応し、総合的に患者さんを診療しています。病歴、身体診察を大切にすることはもちろんのこと、適切に検査・治療を進め、他の専門診療科と垣根の低い良好なコミュニケーションを持って総合性と専門性のバランスがとれた診療を実践します。

小児科(全1,267症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
030270xxxxxxxx 上気道炎 189 4.94 4.84 1.06% 2.34
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2なし 184 5.89 6.03 1.63% 2.24
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 120 7.19 5.70 0.00% 3.11
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 98 4.67 5.50 2.04% 3.65
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 副傷病なし 83 5.71 5.94 1.20% 2.04

地域の中核病院の小児科として、近隣の先生方からご紹介いただいた子どもさんや、救急車にて搬送された子どもさんの診療(二次救急)を積極的に行います。長期入院が必要な小・中学生のために院内学級があり、退院後も地域の学校への登校が可能になるまで、自宅から院内学校への登校も可能です。より専門的な診療が必要な場合は、周産期母子医療センターや大阪大学等と連携して診療を行います。

外科(全1,461症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 92 11.51 12.35 0.00% 70.32
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 86 5.38 6.64 0.00% 59.64
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 64 13.05 15.61 0.00% 71.78
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 手術・処置等2なし 55 3.85 6.37 0.00% 60.82
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 42 5.52 7.40 2.38% 60.48

外科におけるがん治療は、内科、放射線診断科、放射線治療科などと連携し、手術だけではなく、化学療法、放射線治療、緩和ケアにも対応し、状態に応じたより良い治療を提供できるように心がけています。一般外科・救急外科では、ヘルニアや痔疾患をはじめ、急性虫垂炎や腸閉塞、腹膜炎などの緊急手術にも対応し、集中治療の必要な重症患者の受け入れにも対応しています。

整形外科(全561症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
070343xx97x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 その他の手術あり 手術・処置等2なし 64 15.67 17.28 6.25% 74.03
070343xx01x0xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 前方椎体固定等 手術・処置等2なし 39 19.82 21.70 5.13% 71.74
070350xx97xxxx 椎間板変性、ヘルニア その他の手術あり 39 14.33 16.53 0.00% 62.15
070341xx020xxx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 頸部 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。) 後方又は後側方固定等 手術・処置等1なし 36 20.86 22.08 22.22% 69.78
160700xx97xx0x 鎖骨骨折、肩甲骨骨折 手術あり 副傷病なし 25 3.96 5.54 0.00% 42.72

整形外科では、あらゆる整形外科疾患に対応できる一般性と専門性をもった治療の両立が必要と考え、外来は手術が必要な患者さんの受け入れを積極的に推し進めています。
専門外来としては脊椎外科と関節外科を行っており、手術適応を厳格にし、安心安全で確実な方法で治療を行うことを心がけています。また、専門外来以外の一般的な整形外科疾患についても、セカンドオピニオンを始め、術後感染や骨癒合不全などの2次的治療が必要な患者さんの受け入れも積極的に行っています。

形成外科(全244症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし 53 3.58 3.29 0.00% 72.91
050180xx97xxxx 静脈・リンパ管疾患 その他の手術あり 46 2.20 3.20 0.00% 70.96
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 13 14.08 8.50 7.69% 80.15
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - - 5.60 - -
070570xx010xxx 瘢痕拘縮 瘢痕拘縮形成手術 手術・処置等1なし - - 5.93 - -

形成外科は外表から見て分かる変形・欠損・異常を治療します。扱う領域は全身に及びます。対応する疾患は、小さな切創や皮膚腫瘍から、外傷やがん切除により生じた大きな欠損や変形に対する移植術や再建術まで多岐にわたります。また、外表を取り扱う以上、機能面だけでなく整容面も配慮します。顔面領域や乳がん術後変形などでは整容面がより重要になってきます。

脳神経外科(全435症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 29 15.72 19.10 58.62% 69.90
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 27 16.52 16.38 48.15% 70.52
010030xx9910xx 未破裂脳動脈瘤 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 25 3.40 3.14 0.00% 58.32
010050xx02x00x 非外傷性硬膜下血腫 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 23 10.35 11.75 13.04% 79.00
010070xx9910xx 脳血管障害 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 18 2.00 3.25 0.00% 66.78

脳神経外科では、標準的でありながら安全かつより良い専門医療を提供します。
低侵襲な脳神経外科手術、脳血管内手術が施行できるスタッフ、環境整備を進めています。常勤の脳血管内治療専門医を配置、手術、血管内手術の秀でた面を活用した外科治療を行います。脳手術用顕微鏡(ハイビジョン)、手術用ナビゲーションシステムを導入し、先進的な画像診断装置、血管内治療機器等の導入も進めています。

心臓血管外科(全165症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
050161xx97x10x 解離性大動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等21あり 副傷病なし 15 27.87 28.04 20.00% 64.93
050161xx9900xx 解離性大動脈瘤 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 14 15.36 17.95 0.00% 70.36
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 副傷病なし 12 26.83 23.93 25.00% 73.08
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2なし 10 10.30 12.51 0.00% 75.60
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり - - 23.29 - -

ステントグラフト(金属の骨格構造を持つ特殊な人工血管)の登場により、今まで躊躇されていた高齢者の大動脈瘤、ショック状態となった大動脈緊急症例などに対して、低侵襲手術であるステンドグラフト治療が広く普及しました。この手術に不可欠なのが、透視装置を備えたハイブリッド手術室です。当院では、医療従事者のニーズを集約したハイブリッド手術室を整備しています。

産婦人科(全882症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 147 3.98 4.98 0.00% 62.01
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり 副傷病なし 78 3.72 4.75 0.00% 59.62
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 76 4.99 6.37 0.00% 42.50
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 48 8.90 9.91 0.00% 46.67
120010xx99x70x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等27あり 副傷病なし 41 4.22 4.63 0.00% 52.71

産婦人科では、救急を含む産婦人科疾患全般に常時対応するため、かかりつけ医との連携を密にとり、効率的な治療を受けていただけるよう努力しております。
また、小児科医、助産師、看護師などのスタッフと協力し、正常妊娠から母児にリスクのある妊娠まで広く対応しております。
さらに、悪性腫瘍を含むあらゆる婦人科疾患に対応し、良性疾患に対しては、膣式手術、腹腔鏡手術など体への負担の少ない治療も積極的に行っています。子宮外妊娠、卵巣茎捻転など緊急手術が必要となるような疾患に対しても常時対応しています。

眼科(全40症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 - - 2.85 - -
020280xx97xxxx 角膜の障害 手術あり - - 10.58 - -
020130xxxxxxxx 原田病 - - 16.52 - -
020110xx99xxxx 白内障、水晶体の疾患 手術なし - - 2.59 - -
020200xx9700xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - - 7.38 - -

眼科では角膜・網膜専門医による高度な診断技術を要する疾患を含め、幅広い眼科疾患の治療を受けていただくことが可能です。
白内障手術や外眼部手術については日帰り手術も積極的に実施していますが、全身疾患や眼疾患の状態によっては入院加療にて対応させていただく場合があります。
また、眼瞼下垂などの外眼部疾患については当院形成外科と連携して、より良い治療を提供できるよう努めています。

耳鼻咽喉科・頭頸部外科(全281症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
100020xx01x0xx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等2なし 30 8.50 9.20 3.33% 56.93
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 27 6.37 7.23 0.00% 57.70
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術あり 21 5.90 8.61 0.00% 22.67
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 15 5.47 5.48 0.00% 41.13
030250xx970xxx 睡眠時無呼吸 手術あり 手術・処置等1なし 15 6.07 8.31 0.00% 6.80

耳鼻咽喉科・頭頸部外科は、充実した診療設備・手術関連機器を有し、より安全で低侵襲な専門的医療を提供しています。
院内のチーム医療にも積極的に参画し多職種連携診療に取り組んでおり、近隣の医療機関では対応困難な症例にも対応します。
中でも、嚥下障害への手術治療や気管切開後遺症に対応しており、耳鼻咽喉科・頭頚部外科の専門医であると同時に甲状腺専門医でもあるため、甲状腺疾患への手術治療も積極的に行っています。

神経内科(全122症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 14 10.50 16.38 14.29% 66.64
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 14 4.14 6.32 0.00% 50.57
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 - - 16.51 - -
010130xx99x0xx 重症筋無力症 手術なし 手術・処置等2なし - - 15.52 - -
010160xx99x00x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし - - 18.66 - -

神経内科では、脳血管障害あるいは神経難病に特化せずに幅広く診療を行っています。
入院診療は、脳脊髄神経センターとして機能的に共通性のある科(脳神経外科、整形外科、神経内科)が集結し診療にあたっています。
また、定期的に合同でカンファレンスを行い、医師・看護師、薬剤師、理学療法士、言語聴覚士、作業療法士、医療ソーシャルワーカーが医療チームとして共通病態の管理を統一し、効率的な診療を行うことを目指しています。脳卒中に関しては脳神経外科と連携し、週1回カンファレンスを開催の上診療にあたっています。
医療設備は、CT、MRI、SPECT、頚動脈エコー、生理学的検査機器(脳波、筋電図、誘発電位)を整備しています。

皮膚科(全97症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 31 7.58 8.95 0.00% 66.68
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 13 13.62 11.73 0.00% 67.62
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし - - 8.50 - -
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹 手術・処置等1なし - - 10.89 - -
080090xxxxxxxx 紅斑症 - - 10.37 - -

皮膚科では、血管肉腫などの皮膚がん、薬疹、水疱症、乾癬など難治性、重症皮膚疾患、感染症(帯状疱疹、丹毒・蜂窩織炎などの入院を必要とする疾患)などです。
また、がん診療連携拠点病院として皮膚科のみで手術が困難な大型の腫瘍や、顔面等の傷跡をなるべく残したくない部位などは形成外科と共同で治療します。
他科での抗がん剤治療により生じた皮膚障害にたいしては抗がん剤の治療をなるべく休止することなく、皮膚症状の緩和をめざした診療を行っています。

泌尿器科(全471症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
110070xx0200xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 109 6.27 7.31 1.83% 74.36
110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 52 10.87 12.92 0.00% 68.29
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術 31 8.42 9.73 0.00% 74.94
11001xxx01x0xx 腎腫瘍 腎(尿管)悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 21 10.76 12.30 0.00% 67.95
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 副傷病なし 19 9.00 11.31 0.00% 73.84

泌尿器科では、一般の泌尿器科疾患に対応できる治療体制が必要と考え、小児を含む一般泌尿器科疾患に対応しています。日常に多い尿路結石、尿路感染、排尿障害はもちろんのこと、特に泌尿器科領域がんの治療を積極的に行っています。
また、堺市内で初めて手術支援ロボット「ダビンチ」を導入、ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術に対応し、低侵襲で精度の高い手術を提供します。

呼吸器内科(全1,317症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 174 3.34 3.59 1.15% 70.55
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 116 11.83 20.83 61.21% 81.59
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 110 14.04 11.99 0.91% 66.73
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 77 16.13 19.65 6.49% 72.74
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 41 12.46 13.83 9.76% 77.71

呼吸器内科は、呼吸器に関わる疾患全領域に精通することをこころがけ、「小回りのきく偏りのない呼吸器診療」と「高度な呼吸器診療」の両立を目指しています。また、総合病院として他科とも密に連携し、呼吸器以外の病気を合併しておられる患者さんにもより良い医療が提供できるように努めています。
がん医療では、呼吸器外科手術・放射線照射・化学療法専門病棟(無菌室)に対応しており、特殊な検査・治療を除き当院だけで肺がん診療を完結することが可能です。また急な治療を要する、肺炎、COPD、気胸、間質性肺炎にも対応します。

循環器内科(全1,065症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 254 2.65 3.03 0.39% 69.62
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 171 3.80 4.62 0.58% 69.04
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 121 12.31 17.71 15.70% 80.44
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 49 11.41 11.21 6.12% 79.22
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 42 11.71 12.72 0.00% 68.76

急性心筋梗塞・狭心症・急性心不全等の救急疾患に対してはハートコール体制(救急車からの電話に担当医が直接対応する)をとっており、365日循環器内科医が対応し、緊急冠動脈造影、緊急PCI(カテーテル治療)を提供します。
緊急手術が必要な場合は心臓血管外科と連携を図り、速やかな対応を心がけています。
また、不整脈に対しては必要に応じて電気生理学検査で治療方針を決定し、ペースメーカー植え込みも積極的に行っています。

代謝内科(全794症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患 手術なし 手術・処置等2なし 67 14.78 17.16 0.00% 68.84
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 副傷病なし 36 10.03 12.34 5.56% 68.72
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等21あり 副傷病なし85歳未満 31 9.84 14.27 3.23% 62.55
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 手術なし 手術・処置等2なし 31 17.81 22.12 0.00% 61.45
100070xx99x000 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし。) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし85歳未満 29 8.14 11.16 0.00% 56.28

腎代謝免疫内科では、腎疾患・糖尿病・膠原病・HIV感染症など多岐にわたっています。病気の経過も長くなることが多いので、一人一人の患者さんをその生活背景も含めて全体として診るように心がけています。
腎・透析・膠原病・HIV感染症、糖尿病などの専門医を配置し、幅広い分野で専門的な診療を提供します。
また、「糖尿病療養支援チーム」といった多職種を交えたチームで診療にあたっているところも特色であり強みといえます。

救急外科(全1,011症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 90 18.40 27.09 76.67% 80.30
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 59 3.58 7.34 13.56% 30.81
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 50 4.00 5.56 2.00% 33.00
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 副傷病なし 47 2.57 3.58 29.79% 42.40
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし 45 5.56 8.98 11.11% 67.29

堺市で唯一、三次救急医療(一刻を争う重篤な救急患者に対応する救急医療)に対応する救命救急センターでは、24時間365日いつでも重症患者さんを受入れ、より良い医療を提供するため、充実した医療スタッフを配置し、人工心肺装置など高度な医療機器をそろえています。

血液内科(全505症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし 112 18.57 16.48 0.00% 72.58
130030xx99x30x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等23あり 副傷病なし 47 20.96 17.04 4.26% 72.17
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等24あり 副傷病なし 35 28.91 33.42 0.00% 70.11
130030xx99x50x 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等25あり 副傷病なし 31 14.23 13.89 0.00% 62.87
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等22あり 25 32.72 40.97 0.00% 65.08

血液がん治療では、当院独自の化学療法を採用し、難治性・再発性白血病治療に取り組んでいます。
また、レジメン(投与する薬剤の種類や量・期間・手順などを時系列で示した計画書)を工夫し、有効かつQOL(生活の質)を高めるようにしています。

消化器内科(全1,017症例)

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DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 副傷病なし 111 6.07 10.61 4.50% 73.59
060140xx97x00x 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし 77 4.96 10.71 5.19% 69.00
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 64 5.78 7.87 3.13% 64.64
060020xx04x0xx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 手術・処置等2なし 49 6.41 8.73 0.00% 71.78
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) その他の手術あり 手術・処置等2なし 46 6.87 11.44 0.00% 71.89

消化器内科では、他診療科とカンファレンスを積極的に行い、迅速で的確な診断、治療を心がけています。
緊急を要する症状に対しては、内視鏡や超音波・CTなどの検査、止血術やドレナージ術などの処置を迅速に行えるようオンコール体制をとっています。
進行がんに対する化学療法や放射線治療にも対応し、外来通院治療をはじめ、骨髄抑制時にはクリーンルームでの診療も可能です。がん進行に伴う胆道や消化管の通過障害に対するステント留置術も施行しています。
また、人工透析室を整備し、各種消化器疾患における特殊治療(血液浄化療法、血球除去療法、血漿交換など)にも対応しています。

3.初発の5大がんのUICC病期分類別並びに再発患者数

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初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
StageⅠ StageⅡ StageⅢ StageⅣ 不明
胃癌 76 21 27 19 - 48 1 7
大腸癌 40 79 61 43 41 66 1 7
乳癌 54 52 - - - 12 1 7
肺癌 97 15 49 140 21 130 1 7
肝癌 35 18 15 - - 78 1 7
  • 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

解説

5大がん(胃・大腸・乳房・肺・肝臓)の病期(Stage)ごとの症例数を集計したものです。がんの症例数を調べることで、その病院がどの程度がんを積極的に治療をしているかを知ることができます。また、病期分類別にみることでその病院の診療の幅広さを知ることができます。
UICCが定めた腫瘍の病期分類があり、T(原発腫瘍の拡がり)、N(所属リンパ節転移の有無と拡がり)、M(遠隔転移の有無)を評価し、それらを指標にがんの進行度と拡がりの程度を一度に表わすことができるように作られたのがStage分類です。
胃や乳房は、早期に発見され治療を受けている患者さんが多く、肺は進行してから発見される患者さんが多いのが特徴です。
「初発」とは、自施設において、当該腫瘍の診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。
「再発」とは、自施設・他施設を問わずに初回治療が完了した後、自施設にて患者を診療した場合や、治療がん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。また、一連の治療期間中に新たな遠隔転移を認めた場合も含みます。

  • 平成24年の罹患数(全国推計値)が多い部位は順に男女計で大腸・胃・肺・乳房・前立腺
  • 平成26年の死亡数が多い部位は順に男女計 肺・大腸・胃・膵臓・肝臓

詳細はがん情報サービスホームページをご参照ください。

4.成人市中肺炎の重症度別患者数等

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患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 45 8.31 51.40
中等症 159 11.47 75.84
重症 41 14.83 79.27
超重症 17 18.35 82.06
不明 - - -

解説

普段の生活の中で肺炎に罹患した15歳以上の患者さんについて、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を集計したものです。
軽症の場合は外来治療が基本となりますが、患者さんの状態によっては入院加療となる場合があります。
重症度が増すにつれ、平均年齢も上がり在院日数も延びる傾向にあります。

5.脳梗塞の患者数等

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発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 160 17.48 73.82 40.57%
その他 15 12.20 74.27 1.71%

解説

脳梗塞の病型別の症例数、平均在院日数、平均年齢、転院率を集計したものです。ICDとは、死因や疾病の国際的な統計基準として世界保健機関(WHO)によって公表された病名分類のことで、死因や疾病の統計などに関する情報の国際的な比較や、医療機関における診療記録の管理などに活用されており、第10版のことをICD-10と言います。
脳血管疾患も死亡原因の上位に位置する疾患であり、脳梗塞の場合、早期に治療を行うことが効果的とされています。救急搬送される患者さんも多く、受け入れには救急体制の確保が必要となります。

6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

診療科別に手術件数の多い順に上位3術式について、症例数、術前日数、術後日数、平均年齢、転院率、平均年齢について集計しています。

外科(全1,227症例)

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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 138 1.34 3.53 0.72% 59.92
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 83 3.39 12.06 2.41% 71.95
K6335 鼠径ヘルニア手術 74 1.18 2.39 0.00% 68.66
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 64 1.39 10.05 0.00% 68.91
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 56 0.91 1.98 0.00% 60.59

【定義】診療科ごとに手術件数の上位5位の術式について、患者数、術前日数、術後日数、転院率及び平均年齢を示しています。
同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。複数の診療科に転科している患者さんがそれぞれの科で手術を行った場合、術前日数は主たる手術で判断し計算しています。 輸血関連、 創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術等は除外しています。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)退院日までで計算しています。 「転院」については、退院先が他の病院へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率の計算をしています。

整形外科(全525症例)

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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓切除) 64 1.73 12.38 4.69% 73.77
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(後方椎体固定) 43 2.30 17.95 11.63% 72.02
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(椎弓形成) 40 2.18 17.28 25.00% 68.48
K1342 椎間板摘出術(後方摘出術) 36 2.53 11.33 0.00% 63.25
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) 30 2.13 11.23 50.00% 67.83

【定義】診療科ごとに手術件数の上位5位の術式について、患者数、術前日数、術後日数、転院率及び平均年齢を示しています。
同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。複数の診療科に転科している患者さんがそれぞれの科で手術を行った場合、術前日数は主たる手術で判断し計算しています。 輸血関連、 創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術等は除外しています。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)退院日までで計算しています。 「転院」については、退院先が他の病院へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率の計算をしています。

診療科の解説・ご紹介

形成外科(全230症例)

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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K2191 眼瞼下垂症手術(眼瞼挙筋前転法) 44 1.14 1.98 0.00% 74.00
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 41 0.05 1.02 0.00% 71.80
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 11 0.82 9.00 0.00% 81.82
K2193 眼瞼下垂症手術(その他) 11 1.64 1.09 0.00% 70.09
K0151 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(25cm2未満) 10 0.10 4.80 0.00% 55.80

【定義】診療科ごとに手術件数の上位5位の術式について、患者数、術前日数、術後日数、転院率及び平均年齢を示しています。
同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。複数の診療科に転科している患者さんがそれぞれの科で手術を行った場合、術前日数は主たる手術で判断し計算しています。 輸血関連、 創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術等は除外しています。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)退院日までで計算しています。 「転院」については、退院先が他の病院へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率の計算をしています。

診療科の解説・ご紹介

脳神経外科(全159症例)

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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 31 1.10 10.06 22.58% 78.48
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 17 4.00 22.94 11.76% 55.41
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 15 0.67 20.27 26.67% 62.20
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内) 12 1.25 26.08 75.00% 67.00
K1781 脳血管内手術(1箇所) 11 0.45 26.09 36.36% 65.18

【定義】診療科ごとに手術件数の上位5位の術式について、患者数、術前日数、術後日数、転院率及び平均年齢を示しています。
同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。複数の診療科に転科している患者さんがそれぞれの科で手術を行った場合、術前日数は主たる手術で判断し計算しています。 輸血関連、 創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術等は除外しています。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)退院日までで計算しています。 「転院」については、退院先が他の病院へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率の計算をしています。

診療科の解説・ご紹介

心臓血管外科(全128症例)

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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K5603ニ 大動脈瘤切除術(上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術)(その他のもの) 15 1.40 36.27 40.00% 64.60
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)(2吻合以上) 11 4.55 32.09 27.27% 71.09
K5551 弁置換術(1弁) - - - - -
K5606 大動脈瘤切除術(腹部大動脈(分枝血管の再建を伴うもの)) - - - - -
K5611 ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) - - - - -

【定義】診療科ごとに手術件数の上位5位の術式について、患者数、術前日数、術後日数、転院率及び平均年齢を示しています。
同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。複数の診療科に転科している患者さんがそれぞれの科で手術を行った場合、術前日数は主たる手術で判断し計算しています。 輸血関連、 創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術等は除外しています。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)退院日までで計算しています。 「転院」については、退院先が他の病院へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率の計算をしています。

診療科の解説・ご紹介

産婦人科(全503症例)

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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 97 1.00 3.21 0.00% 42.00
K867 子宮頸部(腟部)切除術 68 1.01 1.00 0.00% 40.88
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 50 1.26 4.88 0.00% 49.20
K877 子宮全摘術 46 1.20 7.02 0.00% 48.85
K889 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側) 26 1.69 13.65 0.00% 53.04

【定義】診療科ごとに手術件数の上位5位の術式について、患者数、術前日数、術後日数、転院率及び平均年齢を示しています。
同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。複数の診療科に転科している患者さんがそれぞれの科で手術を行った場合、術前日数は主たる手術で判断し計算しています。 輸血関連、 創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術等は除外しています。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)退院日までで計算しています。 「転院」については、退院先が他の病院へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率の計算をしています。

診療科の解説・ご紹介

眼科(全427症例)

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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 403 0.01 1.01 0.00% 75.59
K259 角膜移植術 - - - - -
K279 硝子体切除術 - - - - -
K2762 網膜光凝固術(その他特殊なもの(一連につき)) - - - - -
K215-2 眼瞼結膜腫瘍手術 - - - - -

【定義】診療科ごとに手術件数の上位5位の術式について、患者数、術前日数、術後日数、転院率及び平均年齢を示しています。
同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。複数の診療科に転科している患者さんがそれぞれの科で手術を行った場合、術前日数は主たる手術で判断し計算しています。 輸血関連、 創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術等は除外しています。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)退院日までで計算しています。 「転院」については、退院先が他の病院へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率の計算をしています。

診療科の解説・ご紹介

耳鼻咽喉科・頭頸部外科(全227症例)

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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 44 1.02 4.30 0.00% 15.82
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 20 1.00 4.20 0.00% 59.50
K403-23 嚥下機能手術(喉頭気管分離術) 20 2.05 12.65 55.00% 35.90
K4632 甲状腺悪性腫瘍手術(全摘及び亜全摘) 20 1.25 6.35 5.00% 57.35
K3892 喉頭・声帯ポリープ切除術(直接喉頭鏡又はファイバースコープによるもの) 14 1.00 2.50 0.00% 58.07

【定義】診療科ごとに手術件数の上位5位の術式について、患者数、術前日数、術後日数、転院率及び平均年齢を示しています。
同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。複数の診療科に転科している患者さんがそれぞれの科で手術を行った場合、術前日数は主たる手術で判断し計算しています。 輸血関連、 創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術等は除外しています。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)退院日までで計算しています。 「転院」については、退院先が他の病院へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率の計算をしています。

診療科の解説・ご紹介

泌尿器科(全329症例)

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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 110 1.36 4.23 2.73% 74.34
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 52 1.00 8.87 0.00% 68.29
K8411 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用) 31 1.58 5.84 0.00% 74.94
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 27 1.30 8.59 0.00% 69.52
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 19 1.16 7.74 5.26% 67.53

【定義】診療科ごとに手術件数の上位5位の術式について、患者数、術前日数、術後日数、転院率及び平均年齢を示しています。
同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。複数の診療科に転科している患者さんがそれぞれの科で手術を行った場合、術前日数は主たる手術で判断し計算しています。 輸血関連、 創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術等は除外しています。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)退院日までで計算しています。 「転院」については、退院先が他の病院へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率の計算をしています。

診療科の解説・ご紹介

循環器内科(全388症例)

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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 149 1.58 3.05 2.01% 68.50
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 62 0.18 9.08 1.61% 68.61
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 55 0.02 13.60 3.64% 66.69
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極) 37 3.41 9.41 2.70% 79.51
K597-2 ペースメーカー交換術 28 2.04 9.71 14.29% 79.46

【定義】診療科ごとに手術件数の上位5位の術式について、患者数、術前日数、術後日数、転院率及び平均年齢を示しています。
同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。複数の診療科に転科している患者さんがそれぞれの科で手術を行った場合、術前日数は主たる手術で判断し計算しています。 輸血関連、 創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術等は除外しています。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)退院日までで計算しています。 「転院」については、退院先が他の病院へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率の計算をしています。

診療科の解説・ご紹介

救急外科(全489症例)

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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) 76 2.13 13.86 72.37% 77.63
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 49 0.33 2.71 2.04% 33.35
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 34 0.47 5.47 5.88% 63.82
K0811 人工骨頭挿入術(肩,股) 26 3.38 16.15 80.77% 83.42
K0462 骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨) 20 2.55 9.55 25.00% 55.10

【定義】診療科ごとに手術件数の上位5位の術式について、患者数、術前日数、術後日数、転院率及び平均年齢を示しています。
同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。複数の診療科に転科している患者さんがそれぞれの科で手術を行った場合、術前日数は主たる手術で判断し計算しています。 輸血関連、 創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術等は除外しています。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)退院日までで計算しています。 「転院」については、退院先が他の病院へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率の計算をしています。

消化器内科(全624症例)

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Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢
K654 内視鏡的消化管止血術 99 0.41 3.75 11.11% 70.22
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 85 1.55 6.48 10.59% 74.74
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 57 0.96 3.07 0.00% 69.86
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層) 49 0.96 4.45 0.00% 71.45
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 43 1.23 4.33 0.00% 71.95

【定義】診療科ごとに手術件数の上位5位の術式について、患者数、術前日数、術後日数、転院率及び平均年齢を示しています。
同一手術において複数の手術手技を行った場合、主たるもののみカウントしています。複数の診療科に転科している患者さんがそれぞれの科で手術を行った場合、術前日数は主たる手術で判断し計算しています。 輸血関連、 創傷処理、皮膚切開術、非観血的整復術、徒手整復術、軽微な手術等は除外しています。術前日数は入院日から主たる手術の手術日まで(手術日当日は含まない)の日数、術後日数は主たる手術の手術日から(手術日当日は含まない)退院日までで計算しています。 「転院」については、退院先が他の病院へ転院した場合とし、転院患者数/全退院患者数で転院率の計算をしています。

診療科の解説・ご紹介

7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

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DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 69 0.50%
異なる 19 0.14%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 44 0.32%
異なる - -

解説

播種性血管内凝固、敗血症、真菌症、手術処置の合併症について発症率を集計したものです。医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして定義される感染症および合併症の発生率を示したものです。当然、発症率が低いほうが良いのですが、免疫力が低下しているときに合併して発症することが多いため、コントロールが困難な症例と言えます。
当院は救命救急センターを有し、播種性血管内凝固症候群や敗血症等、重症な症例の受け入れを行っており、「入院契機が同一」となっている症例は、全体のDPC退院患者の中でそのような症例の割合を表しています。また、もともと別の疾患で入院し、その後重症な合併症である敗血症を発症したため、そこに多くの医療資源を投入したという症例が「入院契機が異なる」となっています。

更新履歴

2018/09/28 平成29年度 堺市立総合医療センター病院指標を公開しました。

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