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チーム医療ACLSチーム

更新日:

職員の心肺蘇生技術の習得を通じて、よりよい医療を提供する事を目的に活動しています。

ACLS(advanced cardiovascular life support:二次救命処置)とは、主に心臓が停止した重症患者さんに対して、心マッサージと人工呼吸だけでなく、電気ショックやアドレナリンなど色々な薬剤を使用して、救命する処置のことです。適切なACLSは一人の医師や看護師だけではできません。病院では医師や看護師を始めとして、多くの職種の職員がそれぞれの役割を持って働いています。ACLSにおいても、多くの職員が1つのチームとなってそれぞれの役割を果たすことにより、質の高い救命処置を行うことが可能となります。

堺市立総合医療センターのACLSチームは、職員の心肺蘇生技術の習得を通じて、よりよい医療を提供する事を目的に活動しています。それぞれの職種の人が、共通の意識を持って、1人の患者さんを救命していけるようにサポートしていけるよう活動しています。共通の認識を持って、救命処置にあたる事により、より多くの患者さんを合併症なしに社会復帰する事が出来ます。

特色・強み

ACLSの教育及び指導に関すること

各病棟で、患者さんが急変した時に、速やかに対応出来るよう、ACLSチームのスタッフが中心となり、毎週、評価表についても、AHA(米国心臓協会)やJRC(日本蘇生協議会)による最新のガイドライン(診療指針)に基づいて、適時、改変しています。

定期的なACLSコースの実施に関すること

年3回、院内で日本救急医学会およびACLS大阪認定の教育コース(堺市立総合医療センター二次救命処置コース)を開催しています。平成16年から開催し、平成15年11月30日には、第28回目のコースを開催します。指導するインストラクターは、院内のスタッフだけではなく、院外のベテランインストにも協力参加して頂いております。最新の蘇生ガイドラインに沿った教育内容を用いて、より多くの病院職員が、質の高い救命処置を習得出来るよう開催しています。現在、院内には、日本救急医学会認定ICLSコースのインストラクターは14名、ACLS大阪認定のインストラクターは12名在籍しています。

ACLSに関わる事項のサーベイランスに関すること

院内で起こった急変した事例に関して、より良い医療を提供出来るよう情報を共有しています。今後は救急センタースタッフと協力して、院内急変対応システム(RRS:rapid response system)を立ち上げ、迅速かつ適切な対応とともに情報集積に努める予定です。

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