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2024年1月1日
地域の皆様向け

新年のご挨拶

 明けましておめでとうございます。

 平素は当院の運営にご理解ご協力いただき誠にありがとうございます。
 
 当院は、地域の皆さまの健康を支えるため、日夜努力しております。とくに、容態の急変時や災害時の対応にも備え、昼夜を問わず救急医療サービスを提供し、皆さまに安心と信頼をお届けできるように日々努めております。
 健康こそが、幸せな生活の基盤であることを深く理解し、私どもは高度で良質な医療を提供するだけでなく、疾病予防や健康増進を積極的に支援しております。今年も定期的な健康チェックや予防プログラムを通じて、地域の皆さまの健康をサポートしてまいります。
 
 引き続き当院の運営にご協力いただけましたら幸いです。

 本年が、皆さまにとって健康で充実した年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

令和6年 元旦
地方独立行政法人 堺市立病院機構
副理事長 横田 順一朗




 明けましておめでとうございます。

 令和2年1月にはじまった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックも足かけ4年になろうとしています。日本ではこれまでに9つの感染の波を経験し、ウイルス自体も変異を繰り返してきました。感染者で陽性になるN抗体を献血者で調べてみると、令和5年7~8月の時点で被験者の51.1%が陽性であったと厚生労働省から報告されています。この数字は、日本国民の半数強がこれまでの約4年間にCOVID-19に感染したということを意味します。ワクチンによる獲得免疫と感染による自然免疫の両者が強化されることにより、このパンデミックも収束に向かっていると推測されます。
 このパンデミックの4年間にCOVID-19は我々にさまざまな医療提供体制の弱点を示しました。近年、新興・再興感染症の世界規模の感染拡大が繰り返し起こっています。これからの医療を考えると、このようなパンデミックに対する日頃からの対策とともに、超高齢社会に伴う医療・介護ニーズへの対応が喫緊の課題です。これらの重大な課題の解決のためには、近隣の医療機関や高齢者施設、保健所や消防局をはじめとした行政との話し合いや、連携協力と役割分担が大切になります。このパンデミック対策を検討してきた関係機関と築き上げた顔の見える関係を応用し、これからの超高齢社会における効率的な医療提供体制を創っていきたいと考えています。

 昨年7月1日、当院は創立100周年を迎えることができました。これもひとえに市民の皆さまや地域の医療機関の方々のご理解とご支援の賜物です。また、これまで当院に貢献していただいた先輩職員のたゆまぬ努力のおかげと感謝しています。

 去る9月7日には、当法人の理事長 門田守人が急逝しました。門田は、常日頃より「堺市民の健康寿命の延伸こそが当院の役割であり、高齢社会における疾病の主体である生活習慣病に対する治療とともに予防事業が大切である」と語っておりました。この言葉を職員一同しっかりと胸に刻んで、これからの病院の運営に努めてまいります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

令和6年 元旦
地方独立行政法人 堺市立病院機構
堺市立総合医療センター
院長 大里 浩樹

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