今回の訓練は、熊野灘を震源とするM8.3の海溝型地震が発生し堺市内全域で震度6弱を観測したとの想定で院内災害対策本部の設置、多数の傷病者の受け入れ、被災病棟の患者移送等をエマルゴ・トレーニング※を取り入れて実施しました。
いつでも起こりうる大規模災害に対し、災害拠点病院として最大限対応できるように今後も計画的に訓練を行います。
訓練場所
堺市立総合医療センター屋上ヘリポート及び1階エントランスホール
訓練内容
・ドクターヘリの発着訓練
・院内災害対策本部の設置訓練
・多数の傷病者の受け入れ等の訓練
・情報収集、的確な意思決定、指示・情報伝達
参加者
175人(職員ほか外部からの見学者、看護学生、外部スタッフ含む)
※エマルゴ・トレーニングとは
スウェーデンで研究開発された災害医療の机上シミュレーション教育システムです。多数傷病者発生時、限られた人的、物資的資源を最大限に有効利用するために時間内に的確な判断(意思決定)を行う実践形式の演習です。