
ロボット支援手術といっても、ロボットが独自に手術を行うわけではありません。“ロボット支援”という名の通り、ダビンチという手術用ロボットが腹腔鏡手術の支援をします。
内視鏡カメラとアームを患部に挿入し、執刀する医師はロボット操作用の台であるコンソール
から、3Dモニターを見ながら遠隔操作で装置を動かすと、その手の動きがロボット
に伝わり、手術器具が連動して患者さんに触れることなく手術を行います。
また、サポートする医師や看護師は、モニター
を見ながら手術を行います。


炭酸ガスでおなかを膨らませて、おなかの中に手術する空間を作ってから手術を行うため、通常の開腹術と比べて出血量が極めて少なく済みます。

腹部に約1cmの小さな穴を6カ所あけ、アームを挿入して手術を行いますので、極めて小さな傷口で済みます。

傷口が小さく、接触範囲も最小限で済む手術ですので、皮膚や筋肉を切開した痛みはほとんどありません。

傷口が小さいため、手術後の回復が早く、入院期間が短くなります。

手術後の痛みも少なく、手術の翌日には歩行可能で、すぐに動けるので血栓ができにくくなり、合併症のリスクを減らすことができます。


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