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診療科 - 肝胆膵外科 -

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肝胆膵外科

肝胆膵外科は主に肝臓、胆道および膵臓の3つの臓器に生じる病気を対象にしており、その患者さんの数は決して少なくありません。しかしながら、外科医のなかで肝胆膵外科を専門とする医師の数は少なく、実際病気にかかると、どの病院にいけばよいのかを悩む方が多いのが実情ではないでしょうか。

がんセンターや大学病院に専門医がいるのはわかっているが、実際診てもらうのに多くの手間暇がかかり、また家からも遠くて受診しにくいといわれる患者さんもいます。

当病院は救急患者を受け入れているため24時間受診が可能であるのに加えて、ひとたび詳しい検査や高度な治療が必要となっても、高度な技術や知識をもった医師が対応しますので、いつでも安心して診療を受けることができます。セカンドオピニオン外来も行っておりますので、病気でお悩みの際にはご相談でもかまいませんので一度当科を受診してください。

このページの目次

対応疾患

肝臓 肝細胞がん、肝内胆管がん、転移性肝がん、肝のう胞、肝損傷
胆道 胆管がん、胆嚢がん、乳頭部がん、先天性胆道拡張症、膵管胆道合流異常症、胆石症、総胆管結石症、肝内結石症
膵臓 膵臓がん、腫瘍性膵のう胞、転移性膵腫瘍、慢性膵炎
その他 脾腫瘍、脾腫、副腎腫瘍、後腹膜腫瘍、小腸腫瘍、十二指腸腫瘍

特色・強み

当病院は、日本肝胆膵外科学会 高度技能医修練施設認定を受けております。大阪府下で認定施設は17施設で、肝胆膵外科の中心的役割を担っています。
肝胆膵外科領域の診療では、肝臓・胆道・膵臓それぞれの臓器特有の専門的な知識が要求され、また手術自体の難易度が高く、高度な技術が要求されます。
当病院ではこれらの知識と技術をもった医師による高度な医療水準の治療を受けることができます。

さらに、新病院移転後の平成27年10月から肝胆膵手術にも体に優しい腹腔鏡手術を導入しています。最新設備を使用した腹腔鏡下手術の割合が増加しています。

また、外来化学療法センターと放射線治療室も充実して完備されているため、たとえ手術不能の進行がんであっても個々の患者さんにあった最良の医療を受けることができます。肝胆膵領域がんは難治性がんの割合が多く、がんを最終的に制御できない事がありますが、この場合には緩和ケアチームと連携して患者さんに満足していただける医療を提供するように努力しております。

治療実績・成績

肝切除症例数と腹腔鏡下手術の割合

膵切除症例数と腹腔鏡下手術の割合

肝がん切除症例数

肝細胞がん切除症例の治療成績

膵がん根治切除手術症例数

膵がん根治切除症例の治療成績

胆道がん根治切除手術症例数

胆道がん根治切除症例の治療成績

胆嚢摘出術(総胆管切開術を含む)手術症例数

担当医師・スタッフ

中平 伸(なかひら しん)
職名 肝胆膵外科部長
大学
(卒業年)
徳島大学(平成10年卒)
専門分野 消化器外科
(肝胆膵外科、脾臓外科)
腹腔鏡手術
認定資格 医学博士
日本外科学会
(専門医・指導医)
日本消化器外科学会
(専門医・指導医)
日本肝胆膵外科学会
(高度技能指導医)
日本内視鏡外科学会
(技術認定医)
日本消化器内視鏡学会 専門医
インフェクションコントロールドクター
日本外科感染症学会 外科周術期感染管理認定医・暫定指導医
日本胆道学会認定 指導医
日本医師会認定産業医
日本がん治療認定医機構
(がん治療認定医)
学会 日本肝胆膵外科学会評議員
日本外科感染症学会評議員
日本臨床外科学会評議員
肝臓内視鏡外科学会世話人
膵臓内視鏡外科研究会幹事
近畿外科学会評議員
近畿内視鏡外科研究会世話人
南大阪肝胆膵内視鏡外科研究会代表世話人
モットー 個々の患者さんにあった、科学的根拠に基づいた治療を考えていきます。切除可能な進行がんの患者さんには拡大手術で根治を目指す一方で、標準的な手術では体のダメージを最小限にする腹腔鏡手術を行っています。
岸本 朋也(きしもと ともや)
職名 肝胆膵外科副医長
大学
(卒業年)
奈良県立医科大学(平成17年卒)
専門分野 消化器外科(肝胆膵外科)
認定資格 日本外科学会 専門医
日本消化器外科学会 専門医
消化器がん外科治療 認定医
日本がん治療認定医機構 認定医

>> 外来診療日割表はこちらをご覧ください

施設認定

研究発表

1.論文発表
Acinar cell carcinoma of the pancreas: a possible role of S-1 as chemotherapy for acinar cell carcinoma A case report
JOP, J Pancreas 2012 Jan 10: 13(1):87-90
Yamamoto T, Ohzato H, Fukunaga M, Imamura H, Furukawa H.
Middle-preserving pancreatectomy for multifocal
metastatic renal cell carcinoma located in the head,
body and tail of the pancreas. A case report.

JOP. 2010 Nov 9;11(6):633-7.
Ohzato H, Yamamoto T, Fukunaga M, Imamura H, Furukawa H.
[A case of postoperative brain metastasis originated
from pancreatic cancer which was successfully treated by resection
and postoperative irradiation].

Gan To Kagaku Ryoho. 2009 Nov;36(12):2433-5. Review. Japanese.
Matsumura T, Ohzato H, Yamamoto T, Ota K, Mabuchi E, Miwa H, Ikeda H, Fukunaga M, Furukawa H.
[A case of surgical treatment of solitary liver metastasis
from pancreatic cancer].

Gan To Kagaku Ryoho. 2009 Nov;36(12):2407-9. Japanese.
Ota K, Yamamoto T, Matsumura T, Fukunaga M, Ohzato H, Miwa H, Furuka
2.学会発表
平成27年度
開催日 学会等 演 題 演 者
12月10日~12月12日 第28回日本内視鏡外科学会総会 腹腔鏡下肝切除におけるHarmonic AceによるCrush & Clamping method 中平 伸
12月2日~12月3日 第28回日本外科感染症学会総会学術集会 SSIサーベイランスにおける判定基準 SSI予防対策 中平 伸
11月26日~11月28日 第77回日本臨床外科学会総会 肝円索による肝静脈パッチ再建が有用であった大腸癌肝転移の1切除例 星野 宏光
11月26日~11月28日 第77回日本臨床外科学会総会 腹腔鏡下肝切除術における肝管巻き込み防止のための術前ENBD留置 中平 伸
11月26日~11月28日 第77回日本臨床外科学会総会 横隔膜合併切除を伴う腹腔鏡下肝切除術 中平 伸
11月25日 第9回肝臓内視鏡外科研究会 安定した完全無血野による血管損傷および胆管損傷の回避 中平 伸
11月25日 第9回肝臓内視鏡外科研究会 横隔膜合併切除を伴う腹腔鏡下肝切除術 中平 伸
11月6日 第4回大阪肝・胆道外科セミナー 安定した無血野確保による精細な腹腔鏡下肝切除術 中平 伸
7月18日 第606回大阪外科集談会 腹腔鏡下に摘出しえた後腹膜原発粘液性嚢胞腺腫の一例 西川 聖良
6月11日~6月13日 第27回日本肝胆膵外科学会学術集会 肝転移を伴う胆嚢腺神経内分泌癌の1例 星野 宏光
膵頭十二指腸切除術を施行した多形細胞型退形成性膵管がんの1例 肝胆膵外科学会(平成23年)
山本為義
膵区域温存膵切除術により術後内外分泌能を良好に保つことができた1例 肝胆膵外科学会(平成23年)
梶原淳
肝細胞がんとの鑑別に難渋した肝偽リンパ腫の1例 肝胆膵外科学会(平成23年)
古川陽菜
75歳以上の高齢者に対する膵頭十二指腸切除症例の検討 第22回 肝胆膵外科学会(平成22年)
当院における大腸がん肝転移手術症例の検討 第21回 肝胆膵外科学会(平成21年)
腹腔鏡下に治癒し得た肝鎌状間膜の脂肪繊維腫を伴う内ヘルニアの一例 第22回 日本内視鏡外科学会(平成21年)
多施設での肝切除クリニカルパス作成の試み 第20回 肝胆膵外科学会(平成20年)
胆嚢捻転症の3例 第20回 肝胆膵外科学会(平成20年)
3.臨床試験
切除不能進行胆道がんに対するゲムシタビン/シスプラチン/S-1併用療法(GCS療法)の第1/2相試験 平成23年
肝葉切除を伴う胆道がん切除例に対するGemcitabine(GEM)あるいはS-1の術後補助化学療法の臨床第1相試験 平成23年
肝葉切除を伴わない胆道がん切除例に対するゲムシタビンとシスプラチン併用療法による術後補助化学療法の第1相試験 平成23年
肝切離面に対するPGAフェルトcombinationフィブリンシーリング法の出血、胆汁漏予防に関する有用性の検討 平成22年
腹腔鏡下胆嚢摘出術におけるPONVに対するデキサメサゾン予防投薬に関する多施設共同DBRCT 平成22年

メッセージ

関連リンク