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部門腎・透析センター

更新日:

慢性腎臓病のある生活を守るために

当センターは、慢性腎臓病のあらゆるステージ、急性腎障害、電解質異常などに対し、他科および専門看護師や管理栄養士、薬剤師、理学療法士などの多・他職種と連携し、必要に応じて血液浄化の技術を利用した治療と日常生活支援をさせていただいております。

腎・透析センター長
倭 成史

対応疾患

慢性腎臓病 血液透析、腹膜透析
敗血症性ショック・急性腎障害 持続緩徐式血液濾過透析(CHDF)
血栓性血小板減少性紫斑病(TTP) 血漿交換
劇症肝炎・急性肝不全・術後肝不全 血漿交換
多発性骨髄腫・マクログロブリン血症 血漿交換
難治性神経筋疾患(ギラン・バレー症候群・重症筋 血漿交換
難治性ネフローゼ症候群 LDLアフェレシス
炎症性腸疾患 顆粒球除去・白血球除去療法
血液疾患 末梢血幹細胞移植における幹細胞採取
難治性腹水 腹水濾過濃縮再静注法:CART
閉塞性動脈硬化症(ASO) 血行再建術不適応又は不応答なASOに対する血液吸着療法

特色・強み

●当院は各科有しており、腎疾患にまつわる疾患を幅広く他科連携の上で診させていただいております。
●多・他職種と連携した腎臓病治療と日常生活支援をさせていただいております。
●緊急、重症患者の体外循環治療においては、他科と速やかな連携をとらせていただいております。
●療法選択外来(週4回の予約外来枠があり、個室で面談をさせて頂きます)
腎臓の機能が低下すると、最終的には腎臓に変わる治療方法が必要となります。腎臓に変わる治療方法(腎代替療法)としては、血液透析、腹膜透析、腎移植があります。この外来では腎臓専門医と、専門の看護師が、まず腎臓を長持ちさせる方法を説明させて頂き、残存機能を守るお手伝いから開始していきます。その後、腎代替療法が必要になった場合、患者さんの精神的サポートをしながら、正しく情報提供させて頂き、患者さんのご希望や思いに添いながら、一緒に治療方法を考えていきます。ただし、腎移植は当院では対応できませんので、対応施設に紹介させていただきます。 

実績

2019年度 2020年度 2021年度
血液透析導入 50 44 56
腹膜透析導入 1 0 2

IgA腎症治療成績

地域の医療関係者の方へ

腎生検、血液浄化療法などに対する豊富な経験を活かし、急性、慢性にとらわれず、両者の接点を探り、さまざまな角度から病態に即した治療戦略に基づいた治療を行わせていただきます。また、腎機能悪化時の治療や日常生活支援、さらに腎代替療法の意思決定支援を多・他職種でさせていただき、地域の医療機関の皆様と連携し、患者さんを守る支援をさせていただきます。

地域の患者さんへ

腎臓病は入院、外来をとわず、さまざまな段階で患者さんと医療スタッフとの信頼と連携が必要な病気です。自覚症状がないのが、腎臓病の特徴ですので、「もっと早く受診していれば、良かった」という患者さんの声をよく伺います。体がお元気で自覚症状がなくても、一度診察を受けて下さい。私たちは、皆様の腎臓と元気な日常生活を守るお手伝いをさせていただきます。

研究発表

令和3年度

開催日 学会 演題 演者
9月1日~30日 第95回大阪透析研究会 急性期病院の人工透析室でのCOVID-19患者受け入れに向けた取り組み 大倉 名保子
9月1日~30日 第95回大阪透析研究会 維持透析患者がCOVID-19罹患後の透析中の看護 西出 知子
11月13日 第24回日本腎不全看護学会学術集会総会 保存的腎臓療法を選択した患者・家族に対する意 田中 順也

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