日本においてHIVに感染している患者さんの報告数は年々増加し、平成22年末で累計2万人に近づいており、大阪では東京に引き続いて患者数の増加が報告されています。当院では平成5年からHIVの診療を開始、平成19年には「エイズ診療中核拠点病院」に指定されており、平成22年末までに累計123名のHIV陽性者を診療してきました。
HIV感染症の診療にあたっては、疾患そのものの難しさに加えセクシャリティーの問題や医療費の問題など、多くの課題とつきあっていく必要があります。そのため、医師のみで対応することは困難であり、看護師・薬剤師・MSW(医療ソーシャルワーカー)・カウンセラー・検査技師・事務職員など院内外のさまざまな職種がチームをつくって、患者さんの多様なニーズにこたえていきたいと考えています。
特色・強み
- 内科の中では腎代謝免疫内科・呼吸器内科が中心となっていますが、病院の全ての科が協力して診療にあたっています。
- HIV陽性の方がもっている多様な問題に対して、病院内外のさまざまな職種がチームを作って対応しています。特に、薬剤師は日本病院薬剤師会「HIV感染症薬物療法認定薬剤師」に認定され、抗ウイルス治療において重要な役割を果たしています。
- チームのメンバーは、院外での研修や「関西HIV臨床カンファレンス」などの研究会に積極的に参加して、その専門性を高める努力をしています。
- 近畿のエイズ診療ブロック拠点病院である「国立病院大阪医療センター」と連携して診療を行なっています。
治療実績・成績
2010年12月までの当院受診患者123名に内訳は以下の通りです。最近、保健センターなどでの自発的検査でHIV陽性がわかって受診される方が増えていますが、エイズを発症して(免疫機能が低下して日和見感染症を発症した状態で)受診されるかたもいます。

担当医師・スタッフ
![]() | 氏名 | 松浦 基夫(まつうら もとお) |
|---|---|---|
| 職名 | 腎代謝免疫内科部長 兼 人工透析科部長 | |
| 大学(卒業年度) | 大阪大学(昭和56年卒) | |
| 専門分野 | 腎 透析 膠原病 HIV感染症 |
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| 認定資格 | 内科学会総合内科専門医 腎臓学会指導医 |
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| 学会 | 内科学会 腎臓学会 透析医学会 エイズ学会 |
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| モットー | 笑いのとれる医療をめざしています |
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氏名 | 藤本 卓司(ふじもと たくし) |
|---|---|---|
| 職名 | 総合内科部長、京都大学医学部臨床教授 | |
| 大学(卒業年度) | 京都大学(昭和59年卒) | |
| 専門分野 | 総合内科、感染症、感染管理 | |
| 認定資格 | 麻酔科標榜医、感染管理医師 | |
| 学会 | 日本内科学会、日本感染症学会、日本環境感染学会、ほか | |
| モットー | 教えることは学ぶこと |
| 氏名 | 西田 幸司(にしだ こうじ) |
|---|---|---|
| 職名 | 副医長 | |
| 大学(卒業年度) | 名古屋大学(平成14年卒) | |
| 専門分野 | 呼吸器疾患全般 | |
| 認定資格 | 日本内科学会認定医 | |
| 学会 | 日本内科学会、日本呼吸器学会、日本感染症学会 日本集中治療医学会、日本肺癌学会 |
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| モットー | 呼吸器疾患は治らない病気が多く、生涯つきあっていかないといけません。かかえた苦痛が少しでも軽くなるようお手伝いします。 |
| 氏名 | 大田 加与(おおた かよ) |
|---|---|
| 職名 | 副医長 |
| 大学(卒業年度) | 徳島大学(平成14年卒) |
| 認定資格 | 日本内科学会総合内科専門医 日本呼吸器学会専門医 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医 ACP(米国内科学会)賛助会員 がん治療認定医 |
| 学会 | 日本内科学会、日本呼吸器学会、日本肺癌学会、日本呼吸器内視鏡学会、日本アレルギー学会、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会 |
新しく受診される方へ
初診受付は月~金の午前11時までなので、この時間に来て頂ければ対応しますが、初診は結構時間がかかるので、事前に電話していただければゆっくりとお話ができる時間を調整することができます。病院代表(072-221-1700)に電話して「内科の松浦」を呼び出して下さい。松浦が不都合な時は、「内科外来の三田」または「医療相談の福庭」に連絡をとって頂ければ助かります。
施設認定
- エイズ診療中核拠点病院








