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腎代謝免疫内科

私たちの扱っている疾患の多くは難治性慢性疾患です。急性腎不全のように「治りました」といえる病気もありますが、それ以外では「さあ治りました、もう病院に来なくてよろしい」ということはめったにありません。当科の行っている診療は「病気を治している」というよりも、「患者さんがうまく病気とつきあって行けるように手助けをしている」という面が強いように思います。患者さんのかかえる疾患が一つだけであることは稀であり、病気の経過も長くなることが多いので、一人一人の患者さんをその生活背景も含めて全体として診るように心がけています。

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対応疾患

  1. 腎疾患:慢性糸球体腎炎・ネフローゼ症候群・慢性及び急性腎不全・高血圧(特に腎機能低下に伴う難治性高血圧や二次性高血圧)・電解質異常
  2. 代謝性疾患:糖尿病を中心として、甲状腺疾患などの内分泌疾患→「糖尿病教育チーム」
  3. 膠原病およびその類縁疾患:自己免疫疾患・各種血管炎(特に腎障害をともなうもの)
  4. HIV感染症「HIV専門外来」「HIV対策チーム」
  5. 血液透析・体外循環治療を必要とする各種疾患「人工透析科」

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特色・強み

当科は一見バラバラに見える大変幅広い分野を担当しています。しかし、慢性腎不全の原因として糖尿病性腎症が一番多く、膠原病でも腎疾患の合併が問題となることが多い、腎疾患や膠原病の治療に使用するステロイドにより糖尿病が起こりやすい、免疫抑制剤使用中にはHIV感染症でみられるような日和見感染症を合併することがある、などそれぞれの疾患は複雑に絡み合っています。腎・透析・膠原病・HIV感染症の専門医に加えて、平成22年9月に糖尿病専門医を迎え、当科が担当するすべての分野で専門的な診療が行なえる体制が整いました。また、「糖尿病教育チーム」といった多職種を交えたチームで診療にあたっているところも当科の特色であり強みといえます。

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治療実績・成績

実績(1)2010年1年間の入院患者は439名で、その内訳は以下の通りです。
疾患患者数うちわけ
糖尿病 172名 1型糖尿病(9)
・2型糖尿病(163)(糖尿病教室参加139)
腎疾患 52名 ネフローゼ症候群(26)
・慢性糸球体腎炎(12)
ANCA関連顕微鏡的多発血管炎(12)
・その他(2)
腎不全 122名 透析導入(31)
・保存期腎不全(30)
・急性腎不全(14)
他院にて維持透析中(47)
膠原病 36名 SLE(6)
全身性硬化症(9)
多発性筋炎/皮膚筋炎(6)
シェーグレン症候群(6)
その他(9)
内分泌疾患 12名 バセドウ病(3)
クッシング(1)
末端肥大症(1)
副腎不全(2)
HIV感染症 9名 PCP(3)
・悪性リンパ腫(1)
・CMV腸炎(1)
・CIDP(1)など
その他 36名 腎盂腎炎(16)
低Na血症(5)など
実績(2)2010年1年間に45名の腎生検をおこない、その内訳は以下の通りです。
  • 膜性腎症 4例
  • 微小変化型ネフローゼ症候群8例
  • IgA腎症9例
  • 血管炎8例
  • 糖尿病性腎症4例
  • ループス腎炎2例
  • 間質性腎炎2例
  • 腎硬化症3例
  • その他5例

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担当医師・スタッフ

氏名 松浦 基夫(まつうら もとお)
職名 腎代謝免疫内科部長 兼 人工透析科部長
大学(卒業年度) 大阪大学(昭和56年卒)
専門分野
透析
膠原病
HIV感染症
認定資格 内科学会総合内科専門医
腎臓学会指導医
学会 内科学会
腎臓学会
透析医学会
エイズ学会
モットー 笑いのとれる医療をめざしています
氏名 藤澤 智巳(ふじさわ ともみ)
職名 腎代謝免疫内科部長(糖尿病担当)
大学(卒業年度) 大阪大学医学部(平成元年卒)
専門分野 糖尿病、代謝、老年病
認定資格 日本内科学会認定内科医、日本糖尿病学会専門医
研修指導医、日本老年医学会指導医
専門医 日本糖尿病協会療養指導医
学会 日本内科学会(近畿支部評議員)
日本糖尿病学会(学術評議員)日本老年医学会(代議員)
日本病態栄養学会(評議員)日本内分泌学会、日本腎臓学会、日本臨床分子医学会日本糖尿病眼学会、日本糖尿病
肥満動物学会
モットー 皆さまを糖尿病合併症から守ります
氏名 津田 安都子(つだ あつこ)
職名 腎代謝免疫内科医員
大学(卒業年度) 和歌山県立医科大学(平成16年卒)
専門分野
透析
認定資格 内科認定医
学会 内科学会
腎臓学会
透析医学会
モットー バランスのとれた医療を心がけています。
氏名 岩本 善嵩(いわもと よしたか)
職名 腎代謝免疫内科医員
大学(卒業年度) 神戸大学(平成13年卒)
専門分野 透析、尿路全般
認定資格 透析学会専門医、腎臓学会専門医、総合内科専門医、日本リウマチ学会専門医
学会 透析学会
腎臓学会
内科学会
泌尿器学会
モットー 尿路疾患に関してトータルで関われることを目指しています。

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施設認定

  • 日本腎臓学会研修施設
  • エイズ診療中核拠点病院
  • 日本糖尿病学会教育研修認定施設

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研究発表

 2008年2009年2010年
日本内科学会地方会(毎年3回) 8 7 8
日本腎臓学会学術総会 2 0 0
日本腎臓学会西部学術大会 2 2 3
日本リウマチ学会総会 0 0 1
日本エイズ学会総会 2 0 2
大阪透析研究会 2 1 2
堺renal meeting 1 1 1
南大阪膠原病カンファレンス 2 2 2
阪和腎病理検討会 2 2 2
在宅透析研究会 0 0 1
近畿水電解質研究会 1 0 0
関西HIV臨床カンファレンス 1 1 0

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