堺市立総合医療センタートップページ > お知らせ > 臓器移植の功績に対し厚生労働大臣より感謝状を贈呈されました
この度、当院は臓器提供施設に対する厚生労働大臣感謝状を贈呈されました。
これは国民の臓器提供の意思に確実に応えるために医療関係者が連携して法的脳死判定を実施することで、臓器移植の推進に顕著な功績のあった団体に対し、厚生労働大臣がその功績をたたえ、感謝の意を表すことを目的としたものです。
今後も、臓器提供に関するマニュアルの改訂・シミュレーションの実施や研修会の開催などを通じて、臓器提供を円滑に実施することができるよう院内体制の整備に取り組んでまいります。
●臓器提供とは●
臓器の提供は、脳死後あるいは心臓が停止した死後に行うことができます。
平成22年7月の改正臓器移植法の全面施行により、生前に書面で臓器を提供する意思を表示している場合に加え、ご本人の臓器提供の意思が不明な場合も、ご家族の承諾があれば臓器の提供が可能となり、これにより、15歳未満の方からの脳死後の臓器提供もできるようになっています。あわせて、親族への優先提供の意思表示もできるようになりました。
ご自身の意思を尊重するためにも、臓器移植について考え、家族と話し合い、「提供する」「提供しない」どちらかの意思を表示しておくことが大切となっています。