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臨床指標脳・神経

更新日:

脳・神経に関する指標

てんかん治療入院患者に対する脳波検査、長期継続頭蓋内脳波検査、長期脳波ビデオ同時記録検査、終夜睡眠ポリグラフィーのいずれかの検査の施行率【プロセス指標】

定義・計算方法
項目の説明

脳波検査はてんかんの診断のために最も重要な検査です。また、診断のみならず、てんかんの発作型の判定にも役立ちます。

脳卒中患者のうち第2病日までに抗血栓治療を受けた患者の割合【プロセス指標】

定義・計算方法
項目の説明

抗血栓治療とは、脳の血管に詰まっている血栓(血液の固まりのこと)を薬によって溶かして、血流を回復させる治療法です。
脳卒中には脳の血管が詰まる脳梗塞や脳の血管が破れて出血する脳出血・くも膜下出血があります。脳梗塞の治療に際しては、第2病日以内に抗血栓療法を開始することが推奨されています。

抗血栓療法をしない医学的理由の情報が得られる場合は、その症例を分母から除外しています。

脳卒中患者の退院時に抗血小板薬を処方した割合【プロセス指標】

定義・計算方法
項目の説明

脳梗塞の治療に際して、脳梗塞の再発予防のために抗血小板薬の投与が推奨されています。

抗血小板薬を投与しない医学的理由の情報が得られる場合は、その症例を分母から除外しています。

心房細動を診断された脳卒中患者への退院時の抗凝固薬の処方割合【プロセス指標】

定義・計算方法
項目の説明

心房細動は、心臓の拍動が乱れ、血液が心臓内に停滞する状態のことです。心房細動のある患者さんの脳梗塞の再発予防に、血液凝固因子に作用して血栓を防ぐための抗凝固薬を処方することが推奨されています。

抗凝固薬を投与しない医学的理由の情報が得られる場合は、その症例を分母から除外しています。

脳梗塞における入院後早期リハビリ実施症例の割合【プロセス指標】

定義・計算方法
項目の説明

脳梗塞の後遺症による廃用症候群(筋委縮、筋力低下、関節拘縮、肺炎、褥瘡、抑うつなど)の発生を予防するため、機能の早期回復と低下抑制を目的として、十分なリスク管理のもとにできるだけ発症後早期から積極的なリハビリテーションを行うことが推奨されています。

適用外の患者も含まれてしまうため、値が低く算出される可能性がある。

急性脳梗塞患者に対する入院2日以内の頭部CT撮影もしくはMRI撮影の施行率【プロセス指標】

定義・計算方法
項目の説明

脳卒中は、脳の血管が血栓で詰まったり(脳梗塞)、破裂して出血したり(脳出血)して、脳組織が壊死する病気です。CT撮影やMRI撮影を実施することで、脳出血と脳梗塞を見分けることができ、また脳組織の壊死の状態等についても把握することができます。適切な治療に向け、「CT撮影」あるいは「MRI撮影」を実施し、迅速かつ正確な診断を行うことが重要になります。そこで、「CT撮影」あるいは「MRI撮影」を早急に行うことが求められます。

脳卒中患者に対する静脈血栓塞栓症の予防対策の施行率【プロセス指標】

定義・計算方法
項目の説明

肺血栓塞栓症(血栓が静脈から剥がれて肺に詰まると起こります)と肺血栓塞栓症を引き起こす元になる下肢の深部静脈血栓症(下肢の深部静脈が圧迫されることで血栓が出来てしまった状態)をあわせて、「静脈血栓塞栓症」と呼びます。麻痺を伴う脳卒中は、深部静脈血栓症および肺塞栓症の発生リスクが高くなります。このため、血栓ができないように、患者さんの状態にあわせて、弾性ストッキングの着用や間歇的空気圧迫法(下肢にカフを巻いて、空気を間歇的に送入する機械を用いて、下肢を圧迫したり、マッサージを行う)といった予防対策を実施していくことが重要になります。

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